花粉症対策に効果がある対策グッズってどのようなものがある?
- 花粉症対策グッズ1:マスク
まずは何と言ってもマスクです。マスクをすることで、鼻や口から花粉が入ることを防ぐことができますし、喉の乾燥を防いで、花粉による喉の炎症を起こさせないという点でも役に立ちます。
マスクには不織布でできたものや、立体構造になっているもの、カテキンなどの有効成分が含まれているものと多種多様で、値段も1枚数百円もするものから、7枚100円といった安いものまであります。
花粉を鼻や口から入れないというマスクの役目を考えると、平面になっているマスクよりは立体構造になっているマスクの方が、マスクと顔との間に隙間はできにくくなるため、花粉症に効果があると言えます。しかし、今は鼻や頬の部分にワイヤーが入っていてマスクと顔の密着度を上げるというものも出ていますので、いくつか試してみて、自分の顔の輪郭に合うマスクを使用してください。ちなみに、花粉症の私は立体型よりもワイヤーが入った平面型のマスクの方が顔の形に合っていて花粉を遮断してくれていることを実感できるので、立体型よりも平面型のマスクをよく使っています。
なお、鼻水の中に含まれる細菌がマスクに移ってしまうので、マスクは出来る限り使い捨てで使うことが望ましいです。
- 花粉症対策グッズ2:メガネ・ゴーグル
花粉による目のかゆみや充血を和らげるためには、メガネやゴーグルを使うことが効果的です。「JINS 花粉Cut」やZoffの「AIR VISOR(エア・バイザー)」シリーズ、眼鏡市場の花粉症対策用メガネは手頃な価格でオシャレな花粉の高いカット率を期待できるメガネやゴーグルを手に入れることができます。普段、視力矯正用として使われるメガネの花粉カット率は50%程度と言われていますので、目の違和感を少しでも緩和させるためにも、花粉の飛散が活発な時期は、花粉症対策用のメガネやゴーグルを使った方が良さそうです。
- 花粉症対策グッズ3:ヨーグルト
「花粉症にはヨーグルトがいい」というセリフを耳にする人が多いのではないでしょうか。なぜそのように言われるのかというと、ヨーグルトに含まれる乳酸菌のうち、ビフィズス菌やラクトバチルス菌が花粉症の原因といわれているTh1・Th2という2つの免疫細胞のバランスを良くする働きがあるためです。
具体的には、L.カゼイ・シロタ株(ヤクルトなど)やLG21乳酸菌(LG21ヨーグルトなど)、1073R-1乳酸菌 (明治 R-1ヨーグルトなど)やL-92乳酸菌(カルピスなど)、KW乳酸菌(小岩井KW乳酸菌ヨーグルトなど)が、花粉症に効果が期待できると言われています。私も毎年、お正月を過ぎるとこれらの乳酸菌が含まれるヨーグルトを食べていますが、年々、花粉症の症状が和らいでいる感じがするようになりました。
- まとめ
花粉症は一度発症してしまうと、完全治癒が難しいと言われています。既に花粉症になってしまっている人はこれらのグッズを駆使して、辛い春を毎年乗り越えています。今、花粉症の症状が出ていない人も、花粉の飛散が活発になる2月から4月くらいまでは、花粉症で悩む人と同じようにこれらのグッズを使って、花粉症にならないように対策してみてください。