花粉症あれこれ

Posted on 2014/10 by miyahara

花粉症対策に効果がある食べ物ってどんなものがある?

  • 花粉症対策の食べ物1:ヨーグルト

ヨーグルトに含まれる乳酸菌のうち、ビフィズス菌やラクトバチルス菌は花粉症の原因といわれているTh1・Th2という2つの免疫細胞のバランスを良くする働きがあります。

 

具体的には、L.カゼイ・シロタ株やLG21乳酸菌、1073R-1乳酸菌 (明治 R-1ヨーグルトなど)やL-92乳酸菌(カルピスなど)、KW乳酸菌(小岩井KW乳酸菌ヨーグルトなど)が、花粉症の改善に効果が期待できると言われています。

 

ただし、ヨーグルトは即効性があるわけではなく、あくまでも体質改善です。毎日食べ続けることで、やっと効果が実感できるという人も多くいます。花粉症に長年悩まされている私は、1月になると毎日朝食にヨーグルトを食べるという生活をゴールデンウィークまで続けます。そのおかげか、ここ数年は、花粉症の症状が軽くなっているように感じます。

 

  • 花粉症対策の食べ物2:赤ワイン

赤ワインなどに含まれているポリフェノールには、老化の原因や健康を害する原因となる活性酸素を取り除く働きがあります。

 

ポリフェノールはほとんどの植物に含まれていますが、代表的なものとしては、赤ワインに含まれるプロアントシアジニン、お茶に含まれるカテキン、そばに含まれるルチン、たまねぎに含まれるケルセチンがあります。

 

ただし、過度のアルコールは花粉症の症状を悪化させてしまいますので、ポリフェノールを取る事を目的にして赤ワインを飲むのであれば、適量を守って下さい。

 

  • 花粉症対策の食べ物3:きのこ

花粉症がひどくなる理由のひとつに、体が花粉に対して過剰に防御反応をしてしまって免疫機能が低下することがあげられます。

 

きのこに含まれているビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6は免疫機能を高める働きがあります。ビタミンB群は水に溶けやすい性質なのでなべ料理やキノコ汁など、溶け出したビタミンをうまく摂取できる料理できのこを摂ることをおすすめします。

 

また、ビタミンDには鼻づまりを緩和する効果が期待できます。きのこのなかでもシイタケやヒメマツタケにはビタミンDが含まれています。また、シイタケやヒメマツタケを日光に当てるとビタミンDを増やすことができます。私は花粉症の季節になると大量の鼻水に悩まされるのですが、シイタケを日光に当ててからなべ料理に加えて食べるということを繰り返していくうちに、花粉症の時期に出てくる鼻水の量が年々少なくなっているように感じます。

 

  • まとめ

花粉症になる原因のひとつとして、肉を中心とした高たんぱく質を中心としたバランスの悪い食事があげられます。花粉症の緩和のために、これらの食べ物を食べつつ、バランスの良い食生活とは何かを考え、実行してみるのも良さそうです。