花粉症あれこれ

Posted on 2014/10/27 by miyahara

花粉症による眠気

  • 花粉症は眠くなる?

花粉症になると妙に眠くてたまらないという話をよく聞きます。

一体どうして眠気がくるのでしょう。

 

そもそも冬から春にかけては気温の変動が激しくなり、自律神経のバランスがくずれることによって眠さやだるさなどの症状が起きるのだそうです。

また暖かくなることで体の器官の動きが活発になり、ビタミンB群がたくさん必要となります。

そのビタミンB群が不足するとだるさや疲れやすいなどの症状が出てくるとのこと。ただでさえ眠たくなる季節なのですね。

 

そして花粉症の症状として鼻水や鼻づまりがあげられます。寝ているときも鼻がつまるなど不快な症状があり起きてしまうので結果睡眠不足に陥り、日中眠気を感じるということになります。

 

また花粉症に処方される薬の中には副作用として眠気をもよおすものがあります。

抗ヒスタミン薬が花粉症対策の薬として知られていますが、この薬はアレルギーを引き起こすヒスタミンの働きを抑えてクシャミや鼻水を抑制します。

その一方で、眠気や集中力の低下などの鎮静作用もあるのです。

 

  • 眠い時の対処方法は?

眠いからといって誰もがすぐにベッドに横になり眠れるわけではありません。

仕事や学校や家事などすることがたくさんあり、なかなか日中に眠ることはできませんよね。

これらの眠気に対してどのように対応していけばいいでしょうか。

実は同じ抗ヒスタミン薬でも眠気が少ないものもあります。「第2世代」と呼ばれるものです。

第1世代の抗ヒスタミン薬に比べて、副作用が少なくなり眠気が抑えられるようになりました。

最近では処方される抗ヒスタミン薬の多くが第2世代のものになったと言われています。

また漢方薬の小青竜湯も眠気が起こらないので、愛用している人も多くいるようです。

 

そしてしっかり睡眠時間を確保することも大切です。

テレビや携帯などをずっとみていると脳が興奮してすぐには寝付けません。

せめて寝る一時間前にはそれらから離れゆっくりと過ごしましょう。

また入浴も早めに済ませておき、アルコールも控えておくと更によい睡眠が得られます。

 

また、最初の方に出てきたビタミンB群をしっかり摂取することも大切です。

ちなみにビタミンB群とは8種類のビタミン(ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)を総称した言い方です。

サプリで手軽に摂取してもいいですし、食品からだとなおいいでしょう。

具体的には、穀物(ビタミンB1)、卵や納豆(ビタミンB2)、バナナやナッツ(ビタミンB6)、牛乳や豚レバー(ビタミンB12)、魚類(ナイアシン)、さまざまな食材(パントテン酸)

緑黄色野菜(葉酸)、落花生(ビオチン)などがあげられます。

これらを積極的に食べていけば、だるさ眠さからは多少開放されることでしょう。

 

薬は第2世代を使用すること、あるいは小青竜湯という漢方薬を使うこと、そして睡眠時間をきちんと確保する努力をすること、ビタミンB群を摂取することが大切なのですね。

 

Posted on 2014/10/27 by miyahara

花粉症による発熱

花粉症の主な症状と言えば、鼻水やくしゃみ、目のかゆみや充血、涙がとまらないなどがあげあれますが実は発熱することもあります。

花粉症というのは花粉に対するアレルギー反応のひとつなので、その拒絶反応の症状として熱が出ることもあるのです。

急に高熱が出るというよりは、微熱が続いて体がだるく倦怠感が伴うタイプのものです。

非常に風邪と似た症状なので花粉症だと気がつかずに放っておく人や、市販の風邪薬で対応しようとする人もいますがなかなか状態がよくならないのが特徴です。

花粉が原因ですからそれに対応した処置や薬、また予防策が必要となってきます。

ではどうやって花粉症と風邪を区別したらいいのでしょう。

 

  • 花粉症と風邪の見分け方

花粉症の症状は、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」「目の充血」「涙目」などがあります。

これらの状態がいくつかありながらなおかつ「発熱」「倦怠感」「眠気」や「咳」「のどの痛み」などがある場合は花粉症と判断していいでしょう。

また、花粉症の鼻水は透明でさらっとしているのが特徴です。そして目のかゆみや涙は風邪の場合はほとんどない症状なので、判断がしやすいですね。

やたらとくしゃみが出るのも花粉を外に出そうとする力が作用するためだと言われています。

また熱が出た場合、高熱ではなく微熱が何日も続くのであれば花粉症を疑ってもよいと思います。

つまり風邪の症状と思われるほかに、さらっとした無色透明の鼻水、くしゃみの回数の多さ、目のかゆみや涙、何日も続く微熱などがある場合は花粉症によるものと思われます。

 

  • 判断は病院に任せよう

そういった場合は病院にいって検査をしてもらうのが一番確実な方法です。

病院は耳鼻科、耳鼻咽喉科、眼科、内科、アレルギー科などが主ですが、発熱が気になるようであれば内科がお勧めです。

花粉症かどうかの診断方法としては、皮膚反応検査,血中IgE検査,鼻粘膜誘発テストなどがあります。

花粉を付着してみて実際に反応があるかどうかを確認する場合もあるようです。

診断方法は病院によって異なるとのこと。

花粉症と診断された場合は、状態に応じた薬を処方してもらえるので症状が抑えられて熱も収まり体もずいぶんと楽になることでしょう。

 

  • 花粉症の予防法

また花粉症の場合、自ら予防することでずいぶん変わってきます。

外出時は花粉がつかないように服装に気をつける、家に入る前に花粉を落とす、布団や衣服は外に干さないようにするなど対応してみてください。

アレルギー反応からくる発熱もきっと収まることでしょう。

 

Posted on 2014/10/27 by miyahara

花粉症かどうかをチェックする方法

鼻水が止まらない、くしゃみが出る、微熱があるなどの症状があるとき実は花粉症かもしれません。

ただの風邪なのか花粉症なのか自己判断は難しいかと思います。

風邪だと思って市販の風邪薬を飲んでいたけれど一向に治る気配がない、そんな方は花粉症の可能性もありますので一度確認してみませんか?

簡単なチェック項目をご用意しましたので、興味のある方は当てはまるかどうか試してみてください。

 

  • 花粉症のチェック方法

 

1.くしゃみや鼻水が続けて出る。

2.鼻水に色がなくさらっとしている。

3.鼻づまりを感じる。

4.鼻をかむ回数が多い。

5.くしゃみが出る回数が多い。

6.微熱がある。

7.目がかゆい。

8.涙がとまらないときがある。

9.充血する。

10.のどに違和感を感じる。

11.全身にだるさを感じる。

12.上に当てはまるいくつかの症状が2週間ほど続く。

13.アレルギー体質だ。

14.毎年同じ頃に症状が出る。

 

上の項目に7つ以上当てはまる人は花粉症の可能性がかなり高いですので、是非病院へ行ってチェックしてもらうことをお勧めします。

また当てはまる項目が少なくても鼻水がさらっとしていることや目にかゆみや充血、涙が止まらないなどの花粉症特有の症状があれば病院にいって調べてもらったほうがいいでしょう。

 

  • 何科を受診すればよい?

耳鼻科や耳鼻咽喉科、眼科や内科、アレルギー科で主にみてもらえます。自分の症状が顕著に現れている場所(目なら眼科、鼻なら耳鼻科など)にいくのが適切かと思います。

診断方法として、皮膚反応検査,血中IgE検査,鼻粘膜誘発テストなどがあります。

また花粉を付着してみて実際に反応があるかどうかを確認する場合もあるようです。

しっかり結果がわかりますので、花粉症だった場合は自分の症状に合った薬を処方してもらえます。

自分の症状に合った薬だと効き目が発揮され、つらかった状態が緩和されることでしょう。

また、花粉を防ぐために帽子やメガネを着用したり、つるつるした洋服を着る、風の強い晴れた日は外出を控える、衣類や布団な室内干しをするなどの

花粉を避ける対策をするとずいぶん効果が変わってきますので是非お試しください。

 

  • まとめ

花粉症の症状は風邪の症状と似ているため、気がつかないまま過ごしている人も多いかと思います。

きちんと症状に合った薬を飲んだり、それなりの予防をしたり対応をしていけば必ず状態はよくなりますので

もしかしたら?と不安や疑いを持った人はぜひ一度病院できちんとした検査を受けてみるといいですね。

 

 

 

Posted on 2014/10/27 by miyahara

花粉症で微熱!?

  • 花粉症でも熱がでる

花粉が飛散する時期に微熱が出たらもしかするとそれは花粉症かもしれません。

花粉症の主な症状は、目のかゆみやくしゃみ、鼻水などが有名ですが

人によっては微熱がでたり咳がでることもあるんですよ。

一種のアレルギー反応なので、体への反応は人それぞれなのです。

風邪と判別しにくい症状ですが、どうやって花粉症と風邪を区別したらいいのでしょう。

 

  • 花粉症と風邪を区別する方法

先ほどもいいましたが花粉症の症状は、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」「目の充血」「涙目」があります。

これらの症状が複数出ていてなおかつ「微熱」「倦怠感」「眠気」や「咳」「のどの痛み」などがある場合は花粉症と判断していいでしょう。

具体的には花粉症のときの鼻水は無力透明でさらっとしているといわれています。どろっとした色味のある鼻水とはまた違うようです。

そして目のかゆみや涙は風邪ときにはなかなかない症状ですよね。目のかゆみがあり微熱が出ている場合は花粉症である確率が高いですね。

また、普通の風邪のときとは明らかに違い、くしゃみの回数がやたら多いこともあげられます。異物(花粉)を取り除こうとする体の反応のひとつです。

花粉症が原因の微熱は高熱にならないのも特徴です。微熱がだらだらと続いている場合はもしかしたら花粉症かもしれません。

 

  • とにかく病院に行ってみることが重要!

なにはともあれ、病院にいって検査をしてもらうのが一番確実な方法です。

病院は耳鼻科、耳鼻咽喉科、内科、アレルギー科などがいいでしょう。(目の症状がひどいときは眼科でも大丈夫です)

診断方法としては、皮膚反応検査,血中IgE検査,鼻粘膜誘発テストなどがあります。

花粉を付着してみて実際に反応があるかどうかを確認する場合もあるようです。

診断方法は病院によって異なるので気になる方は事前に確認しておきましょう。

花粉症と診断された場合は、状態に応じた薬を処方してもらえるので体もずいぶんと楽になることでしょう。

 

風邪ではなくて花粉症の場合は、薬や対処法も違ってきますので是非確認することをお勧めします。

花粉症の場合は症状に対する対応策だけでなく、予防策(花粉を避ける、洗い流すなど)が大変重要になってきます。花粉を避けることでずいぶん症状が和らぎ効果が変わってくるからです。

風邪だと思っているときは花粉にたいして無頓着になってしまうので、対応が遅れてしまい状態が更に悪化することもあります。

花粉が飛散する季節に微熱が出る方は是非一度病院にいってみてください。

 

Posted on 2014/10/27 by miyahara

花粉症に効くツボ

  • 花粉症に効くツボがあった!

鼻水や目のかゆみなど不快な症状が続く花粉症。これらの症状を緩和してくれるツボがあるのをご存知ですか。

とはいっても最初に言っておきたいのが、ツボを押せば即座につらさから解放されるかといえばそうではありません。

ただ毎日ツボを刺激することで活性化され、効果があらわれ始めると言われています。

あきらめずに毎日の習慣として、ちょっとした時間にツボを押してみましょう。

またツボを押す前に注意しておきたいことがあります。

まずは花粉をしっかり落とすこと。家に入る前に洋服や髪の毛についた花粉をしっかり落としましょう。

次にしっかり洗い流すこと。手洗いうがいはもちろん、入浴の際も念入りに洗ってしっかり花粉を取り除くことが大切です。

最後に温めること。入浴前にツボの部分をドライヤーで温めると効果が効きやすくなるのだそうです。

 

  • 花粉症に効くツボ

では具体的に花粉症に効くツボとは一体どこなのでしょうか。詳しくみてみましょう。

 

「合谷(ごうこく)」

親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所にあるツボです。

鼻水や鼻づまり、目のかゆみや充血、顔のむくみ、頭痛など首から上の症状に対して全体的に効くオールマイティなツボになります。

花粉症のいろんな症状の改善に効果が期待できるなんて万能ですね。

 

「魚腰(ぎょよう)」

眉の中央にあるツボで、目の充血やはれぼったさを緩和する働きがあります。下から押し上げるように押すと効果的です。

 

「太陽(たいよう)」

眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだ所にあるツボです。口を開けたり閉じたりしたときに動く場所が太陽になります。

ここを押すと側頭筋や外眼筋に刺激を与え、目のつらい症状を抑えることができます。

 

「清明(せいめい)」

目頭と鼻の付け根の骨の間にあるツボです。目が疲れた時などに無意識に押さえてしまう場所が清明になります。

目の疲れを取る働きがあります。

 

「承泣(しょうきゅう)」

黒目の真下にある下まぶたの中央にあるツボです。ここを下から押し上げるように刺激することで目の症状を緩和できます。

 

「迎香(げいこう)」

左右の小鼻のくぼみにあるツボです。このツボを人差し指と中指を引っかけるようにして下に強く押すことで

鼻の通りがよくなり、鼻づまりの改善に効果的だといわれています。

 

「上迎香(じょうげいこう)」

迎香のやや上にあるツボです。鼻づまりに効果があるので「鼻通(びつう)」とも言われています。

ここのツボはある程度力強く押すことで効果があるようです。

 

いくつかご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

痛みも副作用もありませんので、お気軽に試してみてください。

 

Posted on 2014/10/27 by miyahara

花粉症から引き起こす皮膚炎

  • 花粉症の皮膚炎

花粉症の症状というと、目のかゆみやくしゃみや鼻水を思い起こす人が多いと思いますが

実は皮膚にも症状が出ることをご存知でしょうか。

花粉が飛散する時期になるとまぶたの上がカサカサしたり、全体的に皮膚がかさついて化粧のりが悪くなるという方は

もしかしたら花粉症かもしれません。一般的な花粉症の症状は出なくても、皮膚にだけ症状が出る場合もあるそうです。

そういった状態は「スギ花粉皮膚炎」と言われています。

スギ花粉のスクラッチテストや血液中のスギIgE抗体価の測定をすると、アレルギーの陽性反応が出ることがあるんだそうです。

スギ花粉の季節にだけ発症し、また飛散量が多い日に症状があり目の周りや首などの露出部や関節部のみ症状が現われるのが特徴です。

 

  • 皮膚炎にかかりやすい人とは?

では、どのような人が主にかかりやすいのでしょうか。

アトピー性皮膚炎の患者の3割がスギ花粉により症状が悪化するようです。

また、乾燥肌や敏感肌の人も影響を受けやすいとのこと。皮膚が敏感になっている人はやはりかかりやすいのですね。

対処法としては抗アレルギー剤の服用や保湿剤やステロイド剤の使用により症状を改善します。

また予防策として、外出時はなるべく皮膚の露出を控えることがあげられます。帽子やメガネ、マスクなどで防備し皮膚を隠すこと、ウールなどの毛羽立ったものより

ツルツルとした素材の服で花粉がつきにくくすることも重要です。

そして黄砂やPM2.5などの大気汚染が更にアレルギー反応をひどくさせるというデータが出ていますので、汚れた空気にも気をつけたいものです。

なるべく花粉飛散時は布団や洗濯物を外に干さないなど工夫を行って家の中や体の表面に取り込まないようにしてください。

 

  • 皮膚炎を悪化させない方法

また皮膚炎を悪化させない方法としては、紫外線を避けること、体を優しく泡で洗うことがあげられます。

紫外線を避けることは花粉を避けることにもつながるので一石二鳥ですね。

帽子をかぶったりサングラスをしたり長袖を着たりと防止してみてください。

そして、体を洗う際は天然成分の刺激の少ない石鹸を選ぶこと、スポンジでごしごし体を洗うのではなくたっぷり泡を作って

素手で泡を使って洗うようにすると肌に負担がなくていいようです。

一番やってはいけないのは石鹸そのまま、ボディソープそのままの原液を肌につけることです。刺激が強いので肌トラブルを起こしてしまいます。

 

  • まとめ

もし、自分は皮膚の花粉症かもしれないと思い当たる方は一度病院に行ってみてはいかがでしょうか。

きとんと対応することで治りますし、また予防策をしっかり行うことでかからなくすることも可能です。

 

Posted on 2014/10/27 by miyahara

花粉症を治すには

鼻水や目のかゆみなどの症状でつらい花粉症。いまや国民の5人に1人はこの病気にかかっているといわれています。

そんな国民病ともいえる花粉症はどうやったら治すことが出来るのでしょうか。

 

  • 花粉症を治す方法

主に二つの対応法があります。

まずは、目や鼻に表れるつらい症状を抑える方法です。

花粉症の季節になったら病院に行って症状に合わせた薬を処方してもらう人が多数だと思われます。

主に耳鼻科、耳鼻咽喉科、眼科などに行きますが、かかりつけがある場合や持病がある方は内科でも対応してくれます。

また近くにアレルギー科があればそちらでも大丈夫です。

どこに行くかを迷ったら一番つらい症状が出ている部分(目あるいは鼻)を専門としている病院にいけば間違いないでしょう。

 

  • 漢方薬も有効

漢方薬でも花粉症に対応したものがありますので、気になる方は試してみてください。

「小青竜湯」、「葛根湯加辛夷川キュウ湯」、「葛根湯単味」、「麻黄附子細辛湯」など症状によって処方してもらう薬が異なりますので

専門の方にたずねてみてください。

また民間療法になりますが、花粉症に効くといわれているお茶があります。

甜茶やルイボスティー、なた豆茶、べにふうき、シジュウム茶、ハトムギ茶などがありますので、自分の症状や体質に合ったものを試して

みてください。

副作用や他の薬との組み合わせなど気にすることなく気軽に試せるので、ぜひお勧めです。

子供や高齢者、妊婦さんは授乳中の方も安心ですね。

 

  • 花粉症の治療で最も大切な事

そして花粉症に対するもう一つの方法は体質自体を変える方法です。

これは即効性があるものではありませんし時間がかかるものなので、花粉が飛散する前の時期に対応しておく必要があります。

スギ花粉の液を注射していき体に慣れさせる方法、舌下にスギ花粉の液を投与していく方法があり、どちらも少しずつ体に花粉の免疫をつけていきます。

また、レーザー治療することで花粉を受け付けにくくする方法もあります。

麻酔をしたあと鼻の粘膜の表面をレーザー照射で変形させてアレルギー反応を鈍くするようです。

リスクや痛みも多少伴うものになりますが、日帰りで短時間の簡単な手術ですので、薬が飲めない方や花粉症の症状が重くつらい方に特におすすめです。

どちらの方法も半永久的はありませんが、試したあとは何年も花粉症のつらさから解放されます。

 

  • まとめ

花粉症を治す方法はいくつかありますので、自分の体質や症状などに合ったものを見つけて

少しでもつらい症状が軽減されるよう試してみてください。

Posted on 2014/10/27 by miyahara

花粉症に効くレーザー治療>

花粉症に効果的と言われているレーザー治療をご存知ですか。

鼻の粘膜にレーザーを当て、粘膜の表面を変形させて鼻のアレルギー反応を鈍くさせるものだそうです。

 

  • レーザー治療に適している人

特にレーザー治療に適してする人は

・一年中強いアレルギー性鼻炎で困っている人

・花粉シーズン中は症状がつらくて日常生活に支障をきたす重症の人

・授乳中や妊娠中など薬の服用を出来るだけ減らしたい人

となっていますが、本人が希望しており体質的に問題がなければどなたでも受けることができます。

 

この治療法はあくまで鼻の粘膜でもアレルギー反応を抑えるものであり、アレルギー体質を変えるものではありません。

なので、体質改善の免疫療法と併用してこの治療を行う方も多いようです。

また、レーザー治療の効果は永久ではなく2年ほどだと言われています。人間の体が元に戻ろうとする治癒力の作用によるものです。

効果が薄れてきたときはまたレーザー治療をすることが可能となっています。

またこの治療は花粉が飛散している時期ではなく、12月までの早めの治療をお勧めしています。

 

  • 気になる費用は?

気になる費用ですが、初診時で2500~4500円程度、手術時9000円程度(3割負担の患者さんの場合)となっています。

あくまで目安であり病院によって値段の差はありますのでご了承ください。

 

  • レーザー治療の具体的な方法

具体的にはどんな風にレーザー治療を行うのでしょうか。

まずは初診で詳細な診察を行い、症状や体調などレーザー治療に適しているかを判断します。

治療のメリットデメリットを理解してもらったうえで、手術の日にちを決めます。

手術はまずスプレー式の麻酔を行ったあと、更に麻酔薬を浸した綿を鼻の中へ挿入します。

30分ほどで麻酔が効いてくるようです。

鼻腔手術用内視鏡を使って鼻粘膜へのレーザーの状態を大型のモニターで観察しながら手術を行っていきます。

手術中は鼻の粘膜が焦げるようなわずかな煙と軽い刺激があるとのこと。

所要時間は両方の鼻で10分程度です。

麻酔が切れると若干痛みがある場合があるので、痛み止めや抗生剤の薬をもらいます。

入院することなく日帰りで手術が行えるので助かりますね。

術後しばらくは鼻の粘膜がむくみ詰まりを感じます。また、ゼリー状のかさぶたが何度かでてきますがそれも時間と共に落ち着いてきますのでご安心ください。

病院でもかさぶたを取り除いてくれます。

2週間ほどで鼻の中の状態が落ち着くので、そこで治療は終了となります。

 

  • まとめ

少し勇気のいる治療法ですが、花粉症のつらさを軽減できるので興味のある方はぜひ試してみてください。

 

 

 

 

Posted on 2014/10/27 by miyahara

花粉症は何科に行くの?

花粉の季節になって症状が出始めたとき、市販の薬だとどれが自分に合うのかよくわからない

また、風邪なのか花粉症なのかいまひとつ判断できない

そんなときはまず病院へ行きましょう。

 

さて、何科にいけばいいのでしょうか?

花粉症の症状は主に目のかゆみや涙や充血、鼻水や鼻づまりなどになります。

なので、多くの人は耳鼻咽喉科や耳鼻科、眼科に行っているようです。

内科でも大丈夫なようですよ。

選び方としては、一番つらい症状が目に出てる場合は眼科、鼻にきてる場合は耳鼻咽喉科や耳鼻科を選ぶのがいいでしょう。

 

  • 耳鼻咽喉科

花粉症にかかった場合、一般的に耳鼻咽喉科を受診する人が一番多いと言われています。

通常の治療がうまくいかない場合、手術療法ができるというのが耳鼻咽喉科の最大の特徴です。

花粉症の研究と診療の第一人者は耳鼻咽喉科の医師なのだそうです。

目の症状も出ている場合は、必要に応じて眼科も紹介してくれるので安心ですね。

 

  • 耳鼻科

耳と鼻に関するスペシャリストなので、鼻水が止まらないなどの症状が出てる場合はぜひ受診してください。

症状や状態に応じた薬を処方してもらえることでしょう。

目の症状も出ている場合は、必要に応じて眼科も紹介してくれるので安心です。

 

  • 眼科

目のかゆみや目やに、充血、涙が止まらないなどの症状が強く出ているときには眼科に受診することをオススメします。

症状に合った薬を出してもらえますし、目以外に鼻水などの症状がある場合は必要に応じて耳鼻科や耳鼻咽喉科を紹介してくれることでしょう。

 

  • 内科

アレルギー疾患に詳しい医師も多く、十分な対応をしてもらえます。

高血圧や糖尿病など持病のある人ならば持病との兼ね合いを考えた薬を出してもらえるので安心です。

かかりつけの内科医がいる場合は、まずそこに相談するするのがいいと思います。

症状に応じて別の病院も紹介してもらえます。

 

  • アレルギー科

なにかしらのアレルギーを持った人が急増したため新しく開設されたのがアレルギー科です。

花粉症もアレルギーの一つですので、対応してもらえます。

アレルギーに関するスペシャリストなので、予防策なども積極的に対応してくれます。

 

  • 小児科

子供が花粉症の症状を訴えた場合は、まずは小児科にみてもらうのがいいかと思います。

風邪ではなく花粉症と判断されたら、子供の体調や適性に応じた薬を処方してもらえるので安心ですね。

 

これらの情報を目安にして病院を受診してみてください。

花粉症のつらい症状が改善されること間違いなしです。

 

 

Posted on 2014/10/27 by miyahara

花粉症の原因は?

花粉症とは、スギやヒノキなどの花粉に対するアレルギー性の病気です。

日本人の20パーセントはこの花粉症にかかっているとのこと。国民的な病気なのですね。

季節性アレルギー鼻炎とも言われています。

主なアレルゲンはスギやヒノキ、オオアワガエリ、ブタクサ、イネなどですが約60種類もの花粉が症状を引き起こすそうです。

実は花粉症になっている日本人の8割はスギ花粉に反応しているとも言われています。

 

一体なにが原因で起こるのでしょうか。

 

  • 花粉症の原因

花粉が目や鼻から入ってくると、マクロファージと呼ばれる細胞が花粉の侵入をキャッチします。

それに対抗して体内でIgE抗体という物質が作られます。

このIgE抗体はすべての人に同じように作られるわけではなく、作られやすい体質が生まれつき決まっています。

作られやすい人ほどアレルギー体質というわけです。

ちなみにこのIgE抗体は元は寄生虫にたいしての抗体であったといわれています。

その抗体が出来たあとに、再び花粉が体内に入ってくると鼻や目の粘膜になる肥満細胞にある抗体と結合した結果、ヒスタミンなどの化学物質が分泌され、花粉を体外に出そうとするのです。

そのため、鼻水や涙、くしゃみなど排除しようとする症状がでるのですね。

本来は免疫は体を救うシステムであるはずなのに、どうして体に害のないはずの花粉に反応してしまうのでしょうか。

いろんなタイプの「敵」に対応するため、免疫は自分のDNAを変化させて新しいたんぱく質を作ったりしています。

そういった高度で複雑なシステムが過剰に反応し花粉にたいして抗体を作ってしまうのだという考えがあります。

 

  • 花粉症になる人とならない人の違いとは?

花粉症になる人は日本人の5人に1人と言われていますが、なる人とならない人の違いはなんなのでしょうか。

実は発症するのは今までに吸ってきた花粉の量が関係していると言われています。つまり、今は発症していなくても、これからも花粉を吸い続ければいつか花粉症になる可能性もあるということです。

先に説明したIgE抗体は、原因となる花粉との接触を何度か繰り返すうちに体内に蓄積されていきます。

この蓄積が一定の水準に達したときに、花粉症になる条件が整った状態になるのです。

そして都会における大気汚染物質と花粉が混合するとそのアレルギーは増大すると言われています。

田舎よりも都会の方が花粉症になりやすいのですね。

また遺伝子的な要因もあるので、健康状態などさまざまな要因が重なって花粉症になるということです。

 

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