花粉症あれこれ
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花粉症の目のかゆみ対策
花粉症というと鼻水やくしゃみのほかに目の痒みなど目の症状がありますよね。
そんな悩みを少しでも解消できるよういくつかの対策をご紹介します。
- まずは予防が大事
花粉が目、主にまぶたにつくことによって目のかゆみは起こります。なので、花粉がつかない対策をすることが大事になります。
今はさまざまなデザインの花粉対策用メガネが市販されていますね。通常のメガネと違い、サイドからも花粉が入りにくい構造になっているので効果的です。
そしてコンタクトレンズですが、コンタクト自体に花粉がついたりしてそこから結膜炎などを引き起こすこともあるとのこと。
できれば花粉の時期はコンタクトを避ける、あるいは使い捨てのものに変えるなどの工夫をしましょう。
晴れて風の強い日は花粉が多く飛散しますので、できるだけ外出を控えることも重要ですが、なかなかそうはいきませんよね。
どうしても出かけなくてはいけない場合は、帽子やマスクを着用し出来るだけ肌を露出しない、そして洋服は花粉がつきにくいツルツルした素材のものをオススメします。
そして帰ってきて家に入る前には洋服などについた花粉をしっかりはらって落とすようにしましょう。
また花粉飛散の時期は洗濯物や布団は家の中に干すようにすることも大切です。
それでもどうしても花粉が家の中に入り込んでしまうので、こまめに掃除をすることがやはり重要ですね。
- 目がかゆくなったら
目がかゆくなったら思わず掻いてしまいますが、更に炎症をひどくするおそれもあります。
まずは冷たいおしぼりで目を冷やしてみてください。
ひんやりとした刺激がかゆみを和らげてくれるでしょう。
そして目を洗って花粉を洗いながすことも大切です。
基本的には水で洗い流すのが一番です。
カップ式の洗浄液を使う場合はまず先に水で目を洗うことをオススメします。
というのも、まつや周りの皮膚についた花粉を逆に目に入れてしまうことになるからです。
点眼薬もやはり効果的です。抗アレルギーの点眼薬を飛散の2週間ほど前から使用すれば、炎症予防にもなるということです。
自分の症状に合った点眼薬を病院で処方してもらいましょう。
意外とオススメなのが、ツボ押しです。
こめかみの少し目尻によった場所に小さなくぼみがあります。「太陽」と呼ばれるこのツボは目のかゆみに効果的です。
人差し指で左右のツボを3~5秒ほどじっくり押してみてください。
目頭と鼻の間の部分にある「睛明」というツボは疲れ目に効果的です。目の不快感を取り除くとのこと。
後ろ髪の生え際あたりにあるくぼみ「風池」というツボは、目だけでなく鼻の症状にも効果があるといわれています。
親指で3秒間押して1秒休みまた3秒押すといいそうです。これを5回ほど繰り返してください。
さて、いかがだったでしょうか。
花粉による目のかゆみは不快でイライラしてしまいますが、少しでも改善できるよう色々試してみてくださいね。