花粉症あれこれ
カレンダー
最近体がだるい…その倦怠感の原因は花粉症かもしれません!
- 花粉症になるとなぜだるくなるの?
花粉症は、花粉を体から守ろうとする過剰な防衛反応によって起きます。花粉症の症状が出やすいのはスギ花粉が活発に飛ぶ2月から4月ですが、ヒノキやブタクサといった他の樹木や植物の花粉にも反応するということになると、1年の大半は体が常に花粉と戦っている状態なのです。1年の大半を花粉に向けて免疫系がフル活動していると、免疫力そのものも低下しやすくなり、全身の体力が低下します。その結果、花粉症の症状が続くと体がだるいと感じるようになるのです。
- 花粉症対策でだるい体とサヨナラする!
まずは花粉が体に触れる機会を減らすことが大切です。晴れて風が強い日は花粉がたくさん飛びがちですし、お昼頃から15時頃までが花粉の飛散量がピークになりますので、出来る限りこのような天候・時間帯の外出は避けましょう。
しかし、日常生活を送る中では「晴れて風が強い日は外出しない」「お昼頃から15時頃までは外出しない」と言えない事もあります。そのような時にはマスクやメガネ・ゴーグルをして花粉から体を守って外出しましょう。私は「JINS 花粉Cut」とマスクのダブル使いで外出しますが、花粉症による体のだるさや鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・発熱といった症状がかなり緩和されます。
さらに、食生活を見直すことも大切です。肉中心の高タンパク質な食生活は花粉症が発症する原因だと言われていますので、日頃からバランスの良い食事を心がけることで、花粉症全体の症状緩和にも繋がります。ヨーグルトに含まれる乳酸菌のうち、ビフィズス菌やラクトバチルス菌には花粉症の原因といわれているTh1・Th2という2つの免疫細胞のバランスを良くする働きがありますし、キノコ類に含まれているビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6は免疫機能を高める働きがあります。
- まとめ
体のだるさというものは、つい「ちょっと疲れてるだけだろう」などという感じで軽視してしまいがちですが、そのような軽率な判断は禁物です。
体がだるいと感じたときに、鼻水・鼻づまり・37度前後の発熱・目のかゆみなどを伴っていたら花粉症だと思った方が良さそうです。そして、少しでも早く病院に行って医師の診察を受けて下さい。
また、花粉症の原因として、過度なストレスも考えられます。日頃から十分な睡眠や運動を心掛けることで、だるい体も和らぎ、花粉症全体の症状も緩和できる可能性がありますので、ぜひ実践してみて下さい。